MEISTER ブログ

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 重なるものですね。


先週、先々週と連続でBMW E60 M5とE64 M6

のクラッチ交換。


やはり、BMW Mは特別な車。

大事にお乗りの方が沢山いらっしゃいます。


お乗りの方の不安を、あおるつもりはありませんが、必ずメンテナンスが必要になる所であるのは、間違いありません。


大事になってしまう前に

違和感を感じたら診断しましょう。


BMW Mにはしっかり愛情を注ぎ、

長く乗って頂きたいですね。


お手伝いさせていただきます。

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 仕事が忙しくブログ更新を怠ってしまいました。


今回はエンジン冷却システムについてお話しします。


前回お話ししました通り、エンジンは必要以上に熱を持ってしまうため、冷却が必要です。


空冷、水冷と種類はありますが、

今回は水冷システムのお話しをします。


水冷式とは、冷却水と言う液体でエンジンの熱奪い、ラジエーターへと移動し

ラジエーターで外気によって空冷で冷却して水を冷やし、またエンジンへと移動します。


冷却水の移動(循環)の為にウォーターポンプと言うポンプ取り付けられ、


温度管理の為にサーモスタットが取り付けられ、


沸点上昇とウォーターポンプのキャビテーション防止も兼ね、圧力制御機能を持ったバルブ付きのラジエーターキャップで加圧します。


非常に簡単なシステムですが、近年のシステムは少々複雑に制御されています。


1998年にデビューしたE46全てのモデルに(M社車両、アルピナ車を除く)

DMEの特性マップにて、電気的制御でサーモスタットの開きをコントロールする様になり、

エンジンの負荷に合わせた冷却水の温度管理がはじまりました。


低負荷時のエンジン水温は110度位まで上がります。

以前であればオーバーヒートですね(笑)


更にN52エンジンからはウォーターポンプが電動式に変更され必要に応じて冷却水の流量を制御する様になりました。


これによって、暖気時はポンプが停止して暖気時間を短縮し、

その後はエンジン温度管理に必要なだけの

流量を制御します。

たとえば、高回転時以前はベルトで駆動していたため、必要が無くても高回転でポンプも回転していましたが、電動式では停止している場合もあります。

また、エンジン冷却が最大で必要な場合でも、

以前はアイドリング時ポンプ回転は低い状態でしたが、電動式ではアイドリングでも最大出力で作動します。

なので(バッテリー状態にもよりますが)

高温でエンジンを停止しても、ウォーターポンプが作動しエンジンを冷却します。

更に必要な時は電動ファンも作動します。


エンジン冷却がメインですが、低燃費運転から

スポーツ走行まで、対応出来るように冷却システムも変化してきました。


これは、技術者たちの並ならぬ努力と

開発に力を注ぐメーカーの情熱がなければ生まれません。


後入れの添加剤全てを否定するつもりはありませんが、

自動車メーカーは数パーセント(一桁台)の改善を求めて

日々、開発に取り組んでいます。


入れただけで、貼っただけで、

と言う物にお金を掛けるのであれば、

まずは、日頃のメンテナンスをしっかりしましょう。


特にクーラント漏れ止め剤は絶対に入れないで下さい。


ヒーターが効かなくなったり、

ラジエーター下部で固まりトランスミッションオイルクーラーにクーラントが流れなくなり

最悪トランスミッションが壊れます。


クーラントに始めから漏れ止め剤が入っている物も有りますので、注意して下さい。


車両適合をしっかり理解出来ているお店で、

メンテナンスをしましょう〜!



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できれば 冷却水も交換しましょう。


エンジンはガソリンを燃焼した時の熱エネルギーを運動エネルギーに変換する装置です。

変換効率が100%であれば外に熱はでませんが、

ガソリンを燃焼したエネルギーのうち運動エネルギーに変換出来るのは30%程度です。

残りの70%はそのままエキゾーストに排出されたり、エンジンへと熱の状態で伝わったり、機械摩擦で熱になったりと運動エネルギーに変換されぬまま、熱して処理されます。


そこで必要になるのがエンジンを冷却するための冷却水です。


現在のBMWのクーラントはエチレングリコールを主成分とした、クーラントを使用しメンテナンスフリーとなっています。

(アナウンスがないため、新車時に充填されている物がプロピレングリコールの可能性がありますが、少なくともリペア、補充用の純正パーツの供給はエチレングリコールを主成分とした物が使用されています。)


エチレングリコールは有害物質で廃棄にも気を使わなければならない。


その点からもメンテナンスフリー化する方が、環境保護にもつながる。


皆さんご存知でしょか?

クーラントの役割はエンジンの冷却がメインだが、冷却効率だけを考えたら、ただの水が一番効率が良い。

しかし、不凍、防腐、潤滑、防錆などを考えたら

純水を使用出来ない理由はお分かりになると思います。


もう、お気づきになられたと思いますが、

上記の機能が必要なため、純水を使用せずクーラントを使用する限りクーラントの劣化と共に機能も低下します。


スパークーラントでも機能的に5年程度で交換した方良いそうです。


BMWにお乗りの方のほとんどが、クーラントの交換はされずウォーターポンプの交換など、

冷却システムのメンテナンス時に排出された分の

交換だと思います。


new standardでは純正と同じエチレングリコールを主成分としたスパークーラントと

プロピレングリコールを主成分としたスパークーラントを使用しています。


部分的な交換にはエチレングリコール製

少々価格は上がりますが、フラッシング、または、全交換される車両には

プロピレングリコール製をオススメしています。


プロピレングリコールは医療薬品や、保湿剤などに使用される。毒性が低い成分です。


尚、冷却効率的には、

1.純水

2.プロピレングリコール製クーラント

3.エチレングリコール製クーラント

となり、プロピレングリコール製は、環境保護だけでは無く冷却効率の向上にもつながります。


次回は冷却システムについてお話しします。


質問など、お気軽にお問い合わせ下さい。


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 先日、大変お世話になっている、デルオートさんに遊びに行きました。

BMWもZF製トランスミッションを搭載した車両が非常に多いので、色々技術交換してきました。


BMWのオートマチックトランスミッションのオイルはメンテナンスフリーになってますが、

本当にそれでいいのか⁈


良く聞く質問です。


エンジンオイルの交換インターバル25000km

は本当に大丈夫?

に次ぐ位(笑)

(エンジンオイルの事は近くコメントしますね)


本題に戻ります。


ディーラーに勤務していた頃質問されたら

「大丈夫です!」

と答えました。

それは、BMWが取り組む環境保護を否定しない為には必要な回答でした。


皆さんも分かっていると思いますが、

オイルは必ず劣化します。


劣化したオイルは潤滑性能が低下し

オイル温度も上昇し更に劣化が進みます。


オイル交換せず、長距離走行した車両のオイル交換は確かにリスクは有るかと思いますが、

それでもオイルは交換した方が良いかと思います。


「オイル交換するとトランスミッションが壊れる。」

「トランスミッションオイル交換しない方がいい。


と言う方々おりますが、


殆どの場合シフトショック修理依頼でまず先に行うのは、オイルの点検と交換です。


何だか矛盾してますね(笑)


「変えても大丈夫かな?」


と言う距離になる前に、交換しましょう!

勿論、オイルも選ばなければならないので 

信頼できるお店でやりましょう!



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