MEISTER ブログ

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ロッカーアームの下に付いているのがHVA

 年末年始のバタバタで中々更新できませんでした。


今回の作業はHVA(ハイドロリック バルブクリアランス アジャスター)交換です。


HVAは名の通りバルブクリアランスを調整する

国産車業界ではオイルタペットと呼ばれるものです。


今回のトラブルは冷感始動時のラフアイドル、

エンジンを掛け直せはおさまさが

日に日に悪化しエンジン警告灯が点灯したので、テスト後交換。


HVAは油圧が掛かりカムシャフトとロッカーアーム間のクリアランスをゼロにし不快なパタパタ音を消し


また、バルブを駆動する時にはある程度潰れた所からオイルを排出するポートが閉じ、バルブを押していく機構になっています。


ザックリの説明でわかりづらいとは思いますが、

HVA内のハイドロリックオイル(エンジンオイル)

の気密が保てず外に漏れでてしまうと

バルブリフト量が少なくなってしまいます。


長時間停車し停車しているカムシャフトが

HVAを押し続け潰れてしまう用になった

HVAはエンジン始動時の充填効率が下がり

ミスファイアの原因になることがあります。


今回のトラブルは色々なテストを繰り返し

HVAの不良とわかりましたので

HVAを交換しました。


全ての冷感始動のトラブルがHVAとは限らないので、

事前にしっかりとした診断が必要になります。


HVA保護にも日頃のオイルメンテナンスは必要です。


オイルもしっかり選んで下さい。

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 新年明けましておめでとうございます。


2018年もより良いBMW LIFEを皆様がお過ごし頂けますよう

全力でサポートさせて頂きます。


本年も宜しくお願い申し上げます。

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オイルクーラーとフィルターハウジング
キャタライザーを取り外し
フィルターハウジングの取り外し
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 今回の作業はBMWではお馴染みの

オイルフィルターハウジング ガスケット交換です。


車両はR56 クーパーSです。


BMWの車両はインテークマニホールドを外しますが

MINIはキャタライザーを外ししての作業になります。


BMWの作業より少々難易度が上がります。


バンパーなどを外しコアサポート部をサービスポジションにし


キャタライザーを外して遮熱板が外れたらやっとオイルフィルターハウジングが取り外せるようになります。


このオイルフィルターハウジングはBMWと同じで

エンジン冷却水がハウジング内を通って

オイルクーラーにクーラントを供給しています。


今回はオイル漏れよりクーラント漏れの方が酷かったです。


クーラント漏れはエンジン破損につながりますので

早めに気がついてもらえて良かったです。


愛車を長く乗るために日頃のメンテナンスは

しっかりやりましょう!

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サイドタンクとコアの継ぎ目あたりからの漏れ

 写真はF11のラジエーターです。


E60系ラジエーターも同じくサイドタンクまでアルミのラジエーターでしたが

よくクーラント漏れしました。


世代が変わってF10系はと言うと

やっぱり漏れます。


うちのF11もラジエーター漏れで交換しました。


以前ブログでお話ししましたが

最近のエンジン冷却はコントロールユニットによって制御されています。


状況に合わせて温度をコントロールし

低負荷であれば110℃あたりをキープします。


そのため冷却システムコンポーネントは

高温、高圧に晒されます。


冷却システムの不良はオイル漏れより危険で

エンジンブローにつながります。

(オイル漏れが原因でもブローもありますが…。)


自走不可能になる出先でのトラブルは

冷却システムのトラブルが多いです。


日頃の点検や信頼できるお店でのアドバイスを聞き

予防整備も必要なところです。


長く安心してBMWを乗るために

しっかりメンテナンスしましょう!


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バンパーを外してサービスポジション
クラッチ、各シール交換完了
作業終了
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 R53 MINI クーパーS クラッチ交換


BMWがMINIの開発、製造を開始した初代MINI

そのなかでクーパーSはスーパーチャージャーを搭載したスポーツモデル。


販売当初クーパーSにはマニュアルの設定しかありませんでした。


おそらく160馬力越えのエンジンをCVTでは受け止められなかった為だと思います。


後期型はアイシン社製のオートマチック搭載したクーパーSも販売されました。


今回はクーパーSのクラッチ交換とインプットシャフトシール、クランクシャフトシールの交換


作業はエンジンを降ろすか迷いましたが

降ろさず作業しました。


なかなか骨の折れる作業です。


今回は純正部品を使用しましたが

軽量なレーシングクラッチ等への変更もおススメです。




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マグネシウム製ヘッドカバー
ガスケットの交換時にヘッドカバーも塗装
とりあえず穴をテープで塞いでテスト

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